Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
山極 満
Plasma Physics and Controlled Fusion, 34(5), p.715 - 723, 1992/00
500keV重水素ビーム10MW入射および最高30MWの120keVビーム入射によって維持されるHeプラズマにおける核融合出力について、グローバルなエネルギー閉じ込めの効果を考慮に入れて解析を行った。入力パワーに対する全蓄積エネルギーの比として定義されるグローバルエネルギー閉じ込め時間は入力パワーの平方根に逆比例するように定められる。非熱的重水素成分の増加によるHe密度の低減が顕著に生じなければ低n高T領域においてより高い核融合出力が得られる。高パワーの120keV重水素ビーム入射に対して仮定されるTi=2Teの高Tiモードは同一の下におけるT=Tモードに比して望ましい結果を与えないことが見い出された。重水素の熱的成分の蓄積が核融合出力に与える影響についても検討がなされる。
山極 満; 木村 晴行
Nuclear Fusion, 31(8), p.1519 - 1526, 1991/00
被引用回数:4 パーセンタイル:28.62(Physics, Fluids & Plasmas)HeビームおよびICRF高調波複合加熱によるD-He核融合出力の向上について局所的なフォッカープランク方程式に基づく計算によって解析を行った。100keVHeビームの第4高調波加熱による核融合出力はRFパワーに対するビームパワーの比が1/5のとき最も効率的に高められる。最大核融合パワー増倍率はQmax~0.043(Te/10[keV])(e+10[m])により与えられることも見い出された。Heビームの基本波加熱および500keVDビーム入射により得られる核融合出力との比較もなされる。
山極 満; 木村 晴行; 滝塚 知典; 藤井 常幸
Proc. of the 17th EPS Conf. on Controlled Fusion and Plasma Heating, p.1007 - 1010, 1990/00
HeビームのICRF高調波加熱によるD-He核融合出力について調べた。核融合パワー増倍率、Q、を局所的なフォッカープランク方程式による計算に基づいて評価した。高He密度比(He/e~510)におけるQは基本波加熱の場合を上回る。第4高調波加熱の場合のQに対する経験則が得られ、~0.01≦He/e≦~0.2および波の屈折率、N≦Q(1)に対して適用可能である。また、0.5MW/m程度のビームパワーの密度、P、およびRFパワー密度、P、に対するQの依存性は比較的弱い。核融合出力を効果的に増大させる上でビーム入射ICRF加熱の組合わせは有効に作用することが示された。